2025/09/27 第37回講演会「どうする、静岡の米」を開催
令和7年9月27日(土)に、第37回講演会をハイブリッド形式(2方式:オンラインと来場方式)で開催いたしました。
関心の高いテーマのため、聴講者から多くの質問が出て、活発な議論が展開されました。
佐藤先生は「プラネタリーヘルス(人間の健康と地球環境、動植物の健全性を一体的に考える概念)」の視点から、森や水田を健全に保つことの重要性を解説されました。森や水田から川へミネラルが供給され、魚が育ち海の生態系が守られるということです。小規模農家を守ることが重要です。
経済至上主義から脱却し、消費者は米の生産者との距離を縮め、つながることが大事だと話されました。
話題は米料理の多様性についても及びました。粒のままや、粉にしたり発酵させてりして、さまざまな料理や菓子に利用されています。米を中心とした和食の価値について学びました。
開催概要
日時:令和7年9月27日(土)13:30~15:30
ハイブリッド開催
■ZOOM配信
■会場講演:江崎ホール(静岡市葵区七間町8-20 毎日江崎ビル9階)
参加費:無料 どなたでも参加できます
演題「どうする、静岡の米」
講師:佐藤 洋一郎 先生(ふじのくに地球環境史ミュージアム館長)
主催:
特定非営利活動法人「くすり・たべもの・からだの協議会」
お問い合わせ:
静岡県立大学大学院薬食研究推進センター 山田静雄
Tel:054-264-5625、Fax:054-264-5626