令和６年９月２８日（土）に、第３３回講演会をハイブリッド形式（２方式：オンラインと来場方式）で開催いたしました。
コロナ禍以来、ZOOMでのご参加が主流でしたが、今回は会場に約５０名の参加者があり、活発な質疑応答も行われました。

速水先生には、国民皆保険制度の素晴らしさの一方、誰でもどこでも受診できるフリーアクセスの弊害について、お話していただきました。また、重複受診・多剤併用は健康を損なうだけでなく、医療経済にも悪影響を与えていることを教えていただきました。

森本先生は、タバコの毒性について、血流障害をきたした動画や、真っ黒になった肺の画像などを提示されながら解説され、参加者に衝撃を与えました。煙の出ないタバコ（加熱式タバコや電子タバコ）にも有害物質が含まれていること、受動喫煙による被害などについても教えていただきました。

開催概要

日時：令和６年９月２８日（土）１３：３０～１５：３０

ハイブリッド開催
■ZOOMオンライン
■会場：江崎ホール（静岡市葵区七間町８－２０　毎日江崎ビル９階）

参加費：無料

講演１「医療経済について～なぜ くすり・たべもの・からだの協議会？」
講師　　速水 慎介 先生（本通クリニック院長、静岡県立大学客員教授）

講演２「タバコの害を知って煙の無い社会を目指しましょう」
講師　　森本 達也 先生（静岡県立大学薬学部分子病態学講座教授）

主催：
特定非営利活動法人「くすり・たべもの・からだの協議会」

お問い合わせ：
静岡県立大学大学院薬食研究推進センター　山田静雄
Tel：054-264-5625、Fax：054-264-5626