山田靜雄特任教授がスタンフォード大学公表の「世界のトップ2%科学者」のリストに掲載されました(2022年11月11日)

米国スタンフォード大学が、科学研究論文で最も広く引用されている上位2%の科学者リストの更新を公開しました。この科学者リストは世界で最も権威のあるランキングであり、本学の山田靜雄特任教授(大学院薬学研究院薬食研究推進センター長)が、1960年から2022年の基礎医学系(薬理学分野など)部門で世界のトップ2%に選ばれました。
山田特任教授は、静岡薬科大学4年生(1971年)から医薬品に関する薬理学研究をスタートし、静岡県立大学薬学部や薬食研究推進センターにおいて、多くの薬学部学生たちと約50年間、研究を継続してきました。特に、1970年代に米国留学により修得した放射性リガンドを用いた受容体結合測定法を駆使して、薬物の生体内標的たんぱく質である受容体の基礎研究から病態との関連性や創薬への応用などについて先駆的研究成果をあげてきました。
また、これまでの研究成果を欧文論文(約400報)として多くの国際学術誌に発表してきました。こうした研究が世界の多くの医学・薬学系研究者から注目され高く評価されました。

Dear Prof. Yamada,
Congratulations on being named to Stanford University World’s Top 2% Scientists list in 2022! We have announced the good news on our journal
website:
https://www.mdpi.com/journal/futurepharmacol/announcements/4828